ロールプレイング(role playing)の留意点
ロールプレイングの始めと終わりを明確に示すために、小道具や衣装を用意する。
ロールプレイングのシナリオは、生徒にとって身近なものにする。
ロールプレイングの状況をできるだけ決定しておくとよい。
ロールプレイング中は、自発的な対応があってもよいことを伝える。
最初に第三者の立場でスキルを練習させた後、自分自身の問題としてスキルを繰り返し、実施させる。
生徒がロールプレイングを実施している間に横道にそれ始めたらすぐに止め、話し合って改善した後に再開する。
ロールプレイングに参加したくない生徒がいる場合にはそれを認める。
演者以外の生徒には、観察者としての役割があることをしっかり伝える。
ロールプレイング実施後のまとめには、少なくともロールプレイングの準備と実施に要した時間の3分の1を割り当てる。
まとめでは、演者の役割を解き、提示された問題とその結果について話し合う必要がある。生徒の参加や努力に、肯定的なコメントを多く与える。