TeachingTechniques
『 The Top 10 Healthy List 』
発表者:成人保健学教室
石野こずえ
[題]
健康行動と不健康行動そして態度
[課題の目的]
生徒達は、先生によって提起された質問あるいは問題に基づいたいくつかの健康問題を明確にし、順位付ける。
[評価基準]
生徒は、ある特定の健康問題や質問に対する、答えのリストを作る。
[活動と方法]
・生徒を、1グループ5〜10人程度の小グループに分けるB
・様々な健康問題について、グループ内でトップ10のリストを作らせる。
【例】“初めてのデートで聞きたくない言葉トップ10”や“性感染症を予防する方法トップ10”、“食堂で目にしたい健康食品トップ10”、“両親と思春期が話し合うべき問題トップ10”など。
・生徒達に何故その様にランクづけしたのか、ランクづけした意味についてグループ内で正当化し、ディベートさせる。
・それから、生徒達に黒板あるいは模造紙上にそれぞれのグループのリストを書かせ、それらについて発表させる。
・発表の際、生徒達は自分達のグループ発表を正当化し、それに対して他のグループとディベートを行う。
[長所]
1.学力や能力に差のある生徒達にも適用できるということ。
2.活動は、特別授業としてうまく予定に組み入れやすい。
【例】一つの話題に関して、一コマ10分間の導入としてや、全体学級の授業としても使える。組み入れる時間が短ければ、“トップ5”とか、“トップ3”という風に時間を短くすることができる。
3.グループ活動を通して、グループ活動の技術を得る機会となる。
4.どんな分野の授業にも適用できる。
【例】健康教育“生徒がアルコールを飲みたくなる理由トップ10”
数学教師“青少年間におけるエイズの広がりを意味する統計トップ10”
心理学教師“青少年が特に危険行動であると選んだ理由トップ10”
栄養士“アメリカの子供たちは、昔の子供たちに比べて太っており、健康的でない理由トップ10”
5.特別な話題に焦点を当てさせるための導入として用いることができる。