李 連熈(臨床心理学教室)
1,A Replication Study of Reducing the Risk,A Theory-Based Sexuality Curriculum for Adolescents
報告者:桐山雅子
さすがアメリカ!!事前調査の性交経験者の割合が41%に至ったという結果には驚きました。9?12学年に通っている生徒が何歳かはよく分かりませんが、10代だとしたら、かなり性交経験は早いと思いました。性教育は伝統的で禁欲のみのものに比べて避妊の説明などの予防の面を強調してしたほうが効果的だと私も思います。韓国は儒教の影響かどうか分かりませんが、性教育はあまり受ける機会がなく、分からないまま、思春期を過ごしてしまう傾向があります。しかし、韓国の性暴力の割合はとても高いと言われています。これは社会問題にもなっています。韓国の性教育は従来の禁欲的なものが多く、具体的な教育が成されていなかったと思います。アメリカの10代の性交経験の割合は高すぎると思いますが、もっと積極的に性教育をしていかないといけないと思います。また、教育現場だけではなく、家庭をはじめ、社会全体が取り組まなければいけない課題だと思います。
2,Social Problem-Solving Sills Training A Competence-Building Intervention with Second to Fourth-Grade Children
報告者:大島知恵
考察の方に書いてあったように学校現場で教師が問題解決スキルをもって生徒の精神的な健康を早期診断し,精神疾患を予防するようになったらいいと思いました。問題解決スキルは教育現場でとても必要だと思います。また、社会的にも生徒が抱えているさまざまな問題を解決していくために協力していくべきだと思います。
3,Promoting adolescent mental health in primary care A review of the literature
報告者:福本利江子
思春期には15%ぐらい心理的な障害を持っていると書いてあったようにその状態は深刻かもしれないと思いました。自己自身をコントロールできるという信念と自信を持つようにするプログラムが開発され、大いに活用されたらいいなあと私も思いました。福本さんのレポートにも書いてあったように問題を抱えている生徒こそプログラムとかには参加しないし、保健室にも来ないかもしれません。このような生徒の精神的なケアをどうすればいいのかその対策に関する研究が必要だと思いました。
5,看護学生、新人看護婦の喫煙行動要因
報告者:才田 進
看護婦の喫煙率が一般成人の女性より、高いということは初耳でした。そして、喫煙看護学生の方が非喫煙者より喫煙防止教育を受けた割合が高かったというのは驚き!看護という仕事はとても大変で仕事に関する使命感がないとやっていけないと思います。医療現場の環境の調査などから来る看護婦のストレスと仕事に対しての職業意識と喫煙率との関連を見るのもおもしろいのではないかと思います。