A Replication Study of Reducing the Risk, a Theory-Based
Sexuality Curriculum for Adolescents
Betty M. Hubbard, Mark L.Giese, Jacquie Rainey
Journal of School Health ; August 68,6;243-247;1998

報告者:桐山雅子(成人看護学教室)
 
選定理由:
思春期における性教育について、アメリカではどのように発達し、現在、どのように行われているのか興味を持っていたので選定してみた。
 
先行研究レビュー:  
要約:

<目的>

性教育カリキュラムにおいて、中等学校(9〜12 grade)の生徒の知識・行動に影響を与えると示されている「Reducing the Risk 」プログラムが、他の地域(アーカンソー州)においても同様の結果が得られるかどうか明らかにする。
<対象>
アーカンソー州において、5つの学校区の中等学校(9〜12 grade)に通う生徒。
<方法>  
<結果> TOPに戻る
 

<考察>

本研究の長所・短所:

 
学校保健への寄与:
性教育が「眠る子を目覚めさせる」との見解がある中で、今回のReducing the Risk カリキュラムの効果(性交開始の遅延・避妊法活用の増加・親子のコミュニケーション増加)は、興味深い。アメリカのみでなく、性教育に消極的な日本においても同様の効果が得られれば、十代の妊娠・STD/HIV感染・性初体験の低年齢化の防止につながるのではないか。
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