琉球大学 哲学コース

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哲学コースの教員:

寺石悦章 教授

吉満昭宏 准教授

哲学コースで主に学べること:

 哲学コースには、寺石悦章教授と吉満昭宏准教授が属しています。寺石教授はインド思想から出発し、比較思想や宗教学へと関心を広げ、吉満准教授は論理学と言語分析から出発し、それらの背景にある存在論や認識論に関心を広げていっています。

 

 このようなスタッフからなる哲学コースは、倫理学コースのスタッフの応援も受けながら、地域としては西洋から東洋まで、時代としては古代から現代までの哲学・思想を広くカバーしています。内容的にも論理学や認識論といった緻密で厳格な感じがする分野から、宗教学や死生学といった柔軟な感じがする分野まで、さまざまなテーマについて学ぶことができます。

哲学コースのカリキュラム:

 「哲学コース/倫理学コース」の学生は、2年次の後学期に学生の関心のあるテーマに応じて、「倫理学コース」と「哲学コース」に分かれます。 さらに、3年次では、各研究室に分かれ、卒業論文の作成を目指します。


 倫理学コースと哲学コースとは共通する科目が多くありますが、「哲学の諸問題」や「宗教学の諸問題」の二つは哲学コース必修の科目です。 「履修モデル」に従った2年次から4年次までの学習計画は、大まかには、以下のようになります。


 2年次では、前学期の「哲学・倫理学史」において哲学の歴史的流れを学び、後学期の「哲学・倫理学演習入門」において3年次から始まる 演習(「人間行動演習」)への準備を行います。


 3年次では、「哲学の諸問題」において哲学の基本的な問題について学び、「宗教学の諸問題」において宗教学の基本的な問題について学びます(この二つの必修に関しては、2年次にも取れる)。また各研究室へ分かれ、「人間行動演習」において、学生各自の関心のあるテーマについて考察を深めます。


 4年次では、「卒業研究」において、「人間行動演習」に引き続き各テーマについて考察を深め、卒業論文の完成を目指します。2年次から4年次にかけては、「哲学・倫理学演習」があり、基本的に哲学コースと倫理学コースの学生全員が、各自の関心のあるテーマについて発表し、自由に討論を行っています。


 哲学コースの学生は、「履修モデル」(だたし、2012年度に入学の学生対象)も参考にして、学習計画を立ててください。

連絡先:

903-0213
沖縄県中頭郡西原町字千原1番地
琉球大学法文学部人間科学科
人間行動専攻課程哲学コース