都市のアイデンティティを形成する一つの手段として都市フォント構想といったものがある。その例として金シャチフォントや横浜の濱明朝体が挙げられる。ただ、そこには開発コストとフォントの運用方法という2つの大きな課題がある。我々にとって文字は身近な都市デザインを支える要素であり、都市フォントはまちから生まれ、まちで育つ文字をスローガンに挙げている。 商店街の日常を楽しむデザインの舞台は上古町商店街を舞台とした話で地域のらしさを伝えるデザイン、かわいい・ゆるい、ここにしかない、らしい、といった特徴が挙げられる。地域自体にある形を優先してデザインしている。活動は広がりを見せ芸術祭では地域商品である惜しい、もったいないものを活用した。また、シッビクプライド会議新潟が開催され現場の声が伝わる議論がされた。少し客観的に物事をとらえて、すなおにその魅力を伝え始めることがシビックプライド醸成の第一歩である。
今回の話を読んでみてデザインは地域を盛り上げ活性化させる効果があると学びました。最初の話では私達がいつも身近につかう文字をデザインした工夫、2番目はある地域にある物をデザインした工夫でした。私の地元の南城市知念では、だんだんと過疎化が進んでいて、地元の学校では1学年1クラスでした。ですが、いいところもたくさんあり、例えば、世界遺産であるせーふぁー御嶽があったり、漁業が盛んであったり、色々魅力が詰まっています。今回の話を見て地元の何か惜しい商品をデザインしれば、町がもっと活性化するのではないかと思いました。私の案としては地元で養殖されているエビをブランド化してどこかの会に出してみたらどうかと思いました。町を活性化するためにデザインを考えるのも面白いと思いました。
空き巣を「僕たちの場所にする」にするでは昔のまちの賑わいを取り戻そうとした目標があった。そこで、まちを再生するために町中にある殺伐とした風景が広がる駐車場を活用しゆっくりとした時間が流れる場所を作ろうと考えた。そこではでは暇なときに時間を過ごせる非目的型の場所をできるだけ町の人が協力し合ってその場所を作っていく計画をたてたことによって、自由に使える自分たちの場所となって地元への愛着を育んでいる。 ライトレールのデリバリー作戦は富山市の富士ライトレールのデザインの話である。色々なデザインの要素がある富山をトータルデザインという手法で、官民一体となった総合的な取り組みとして示す目標を立てた。そこで、多数の地元企業と協力してライトレールが完成した。それだけだけではなく、開業から続いているイベントや季節のラッピング車両の装飾には色々な人たちが参加しており、その人たちの新たな地域の自慢と誇りとなっている。
空き巣を僕たちの場所にするでは、車や電車といった殺伐とした日常の中に空き地の駐車場を活用しゆっくりとしたみんなが楽しめる場所ができるのはすごくいいなと思いました。また、コンテナを改造したデザインとなっており、秘密基地感があって、大人や子供も楽しめそうだなと思いました。ライトレールでは地元の企業や人たちの協力とともに出来上がっていいき、地元愛を育むことができ、このことが大事なんだろうなとおもいました。どちらの話も地元の人たちが自主的に動き、出来上がっていき、デザインによって町を作っていってて面白いなと思いました。
「フェスティバルが広げる水辺の使いこなし」では、かつては水の都と呼ばれていた大阪は都市開発によって川と町は分断され、大阪の河川には人は近づかなくなり、水辺を使いこなす姿は消えて、町の魅力が失え荒れてしまった。そこで町全体を一体的に捉えて、つなぎとめる戦略を持つ「大きな町づくり」と、地域の魅力を市民自ら育んでいく「小さな町づくり」を共有して、相互補完的に展開していく戦略を立てた。これによって自らアイデアを考えるきっかけになり様々な水辺を用いたフェスティバルが開催され未来へとつながっている。 「イベントを重ね合わせて整える町のイメージ」では、工芸の町松本では毎年5月に全国から人が集まる「クラフトフェアまつもと」が開催されている。だが、来場者が増えるにつれ駐車場の問題や慢性的渋滞が問題視されており、住民からの認知度が低く負のイメージが付きまとう不可解な迷惑イベントとなってしまった。そこで町は交通問題解決とともに工芸の五月という名前を住民や周辺の人に知ってもらおうと考えた。その効果もあって住民が主役となった企画を行い来客者に対して魅力を伝えている。
感想としてこの2つの話を読んでみてなにか町を興してみようといったイベントをやる際には住民を第一に巻き込むことが重要だと学びました。住民を第一としないイベントをやってしまうとイベントの趣旨をよく理解しておらず、二番目の話であるように交通渋滞などのトラブルがあった際に反感をかいやすくなってしまいイベントが成功しづらくなってしまうと思いました。またそれだけでなく住民を巻き込むと地域の魅力を発見し、それを周りに伝えようとする大きな力になり、よりいっそう町が活性化することを学びました。地域を住民の力で作り上げることによってどんどん新たな人がつながっていきクリエイティブな関わりによって、まちが未来へとつながっていくと感じました。
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