11/29(SUN) ダーリングハーバーへ

8時に起き、身支度をして食堂に。 同じテーブルに斎藤さんとNTTグループが来る。 阿部さんの話では、このワークショップは4年前にあり、4年前はニューヨー ク郊外だったらしい。その時は招待講演が多く、古めかしい話をしていた。 また、ICSLP-2000は北京らしい。あまり行きたくない。 ICASSP-2002がオーランドだと言ったら、 NTTの若手は信号処理っぽいことをやって出そう。と言っていた。

NTTの若手の話では三樹さんはDoCoMoに出たらしい。 合成Gで10名程度いるらしい。

午前中イントネーションのオーラルセッション。 チェックアウトをしないと行けないので、皆途中で抜けて行く。 小林先生が走って出ていこうとしたら、椅子につまずく。会場爆笑。 古典的ギャグだ。発表者のソーリーに会場大爆笑。

私も一旦抜けてチェックアウト後、売店で土産を買い、また、セッションを聴く。

最後に評価の結果を公表するはずであったが、 かんかんがくがくの議論の結果、ウヤムヤになってしまった。 数値が書かれた紙が配られたが、数値だけでは何がなんやらである。 当然のことながら、結果がひとり歩きすることを恐れているようだ。


コーヒーブレイク                    最後のミーティング

学生割引はメールで示せば旅行距離に応じてされるらしい。 最後に、記念撮影をして、オーガナイザーへの拍手でおしまい。 拍手はかなり長い間なりやまなかった。次はいつどこでなんて話は出なかった。

バスに行く途中、徳田先生とお話をする。

ICSLPは発表されないのですか。と聞いたら、今回はしないらしい。 もう、ICASSP以外発表しないとかといったら、そんなことないとむっと されていた。余計なことは言ってはいけない。失礼だ。

結局、帰りのバスの中で、NTTから日本の結果だけを聞く。 NTTの人は原因をいろいろ述べていた。 英語はAT&Tリサーチが段トツでよかった模様。 HNMーPSOLAかどうかは不明。他の言語まではわからないようだ。 また、NTT研究所では国際学会は出すと手を挙げて採択されれば出張できるようだ。 羨ましがっても仕方がない。

行き先別に分けられたバスに乗り込む。

徳田先生とかのグループの中にフランス人のよくしゃべるあんちゃん(といっても40歳過ぎ)が乗っており、徳田先生といろいろ楽しい話をしていた。

日本の論文はリファーされているのも日本語でありわからない。 アメリカでなくヨーロッパに留学するべきだ。

途中、カトンバ(Katoomba)近くのエコーポイントで降り、15分休憩。 ブルーマウンテン国立公園の観光名所であるスリードーターズと呼ばれる岩を見る。 藤崎先生が日本語で大声でいろいろ説明していた。さらに、自ら、他人の写真をこの向きなら岩が写らないとか指示をしながら、その人のカメラで映していた。凄いというか何というか。我々日本人はそれをうまく避け、バスに戻る。


ブルーマウンテンの名所:スリードーターズ。岩の上に人がのっている。

Jamison Valleyオーストラリアのグランドキャニオンと言われているらしい。
ユーカリの森らしい。野性のコアラはいるのか?
写真では感動の5パーセント程度しか伝わらない。

オーストラリアのグランドキャニオンと呼ばれるだけあり雄大な景色だ。 下の木々はユーカリでユーカリが発する油分が霧状になり青く霞がかるためブルー マウンテンと呼ばれているそうだ。(ガイドブックから) 向うにケーブルカーが見える。乗りたかった。お登りさんだな。

ジェノランケーブスから鉄道駅のあるカトンバまでかなり時間がかかる。 80Kmあるそうだ。カトンバからタクシーで来たら、2万円くらい取られただろう。

予算が余ってから来るとか言っていた宮永先生はやはり来なかったか。よかった。

工事中のシドニー2000五輪のスタジアム近くを通り、やっとダーリングハーバーのホテルに。 私のとまるIbisホテル前に止まったので、すぐにホテルに入り、チェックイン。 朝食はない模様。ショック。

部屋に入る。安くあげるためシティービューで申し込んだのに、ハーバービューだ。バスタブがないが、綺麗なシャワーとトイレ、そしてベットが2つで部屋は清潔だ。机もTVも電話も目覚ましもポットもドライヤーもエアコンもある。冷蔵庫もある。ランドリーサービスもある。山小屋よ。ここで一泊11000円ならまだ許せる。


Ibisホテル内部と窓から見える一大観光スポット ダーリングハーバー

部屋を出て、しばし、ホテルのまわりのバーバーを散策。 近くがモノレールの駅になっているが、モノレールにのる必要はない。 ハーバーを一周しても30分程度。 初夏のハーバーはちょっと涼しいくらいだが、なかなかすがすがしい。

食事をしようとファーストフードを探すがお目当てのマックがない。 日本食のファーストフードもあったが、焼きそばが5ドル程度。ちょっと高い。

歩き回っていると、粕谷先生とすれ違う。 「どうも」と礼をしたら。「ああ、こんにちは」と言われる。 食事に行くところなのだろう。東工大Gともすれ違う。気まずい。

KFCがあることを案内で確認するが探してもない。歩いていると、 ファーストフードの集合体のところにあったので、一番安いセットを食べる。

さすがに、サマータイム。8時ごろまで明るい。

ホテルに帰り、シャワーを浴び、洗濯をして寝てしまう。発表練習をしないといけないのに。風邪を直さないと。


ダーリングハーバーの地図。ちょっと見にくい。

11/30(MON) ICSLP-98登録とISSD-98