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法学講座主任挨拶




法学講座主任・教授・徳田博人

 法は、私たちの日常生活に深く関わっています。日々のニュースでは、尖閣などの領土問題(国際法)、自衛隊の国際派遣の問題(憲法)、子供の貧困や生活困窮問題(社会保障法)、オレオレ詐欺(民法、消費者法)、えん罪(刑事法と人権)、ブラック企業と労働時間問題(労働法)、などが報道されています。法律学は、このような社会で生じる様々な問題をルール(法)を使って解決するために必要な考え方を学びます。その際、紛争の当事者が納得するだけでなく、その解決方法が社会にとっても実りあるものにするために、先人たちが考えた知恵(判例、学説、法の歴史など)を理解し、考える力を養う、そういう学問分野です。法や社会に対する好奇心をもち、主体性をもって大学で学び、その知識や経験を仕事や人生に活かし、よりよい社会を創って欲しいと願っています。
 さて、琉球大学では、これまで法文学部の中に法学専攻を設置して法律学の教育を行って参りましたが、本年度からその法文学部の組織改編が行われ、法学専攻は従来の政治・国際関係専攻と合同して新設の人文社会学部に国際法政学科を設置しました。この学科でより幅広い興味関心を持った学生の皆さんを指導するとともに、学科に法学プログラムを設置して引き続き専門的な教育を実施していきます。
 また、これまで法学専攻を卒業した学生たちは中央省庁や県庁、各市町村役場などの公務部門だけでなく、県内外の企業など様々な場所で活躍していますが、琉球大学では法科大学院を設置して実務的な法律専門教育を行っており、弁護士をはじめとする法律専門職(法曹)になる道も開かれています。新たに誕生した法学プログラムでは、この法科大学院と協力して「特修コース」を開設し、学部卒業後に法科大学院へ進学して法曹を目指そうとする諸君を強力にサポートします。
 法律学に興味を持つ多くの皆さんが琉球大学法学プログラムで学習することを歓迎します。また、これまでも法学専攻を支援してくださった地域や関係の皆様の引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げます。