体験記(大学院)


「合格体験記」 松川聡子

 私は今年の4月から大学院に進学した1年の松川聡子です。私は人文社会科学研究科・総合社会システム専攻で刑事訴訟法を専門に勉強をしています。これから大学または大学院受験を向かえる皆さんに私の合格体験記というか受験勉強を振り返っての感想やどんな風に勉強したか、などをお話ししたいと思います。
 まず試験についてですが、琉球大学の大学院の試験科目は専門2科目と外国語1科目の合計3科目で、それぞれ自分で選択することができます。
 私の大学院受験を振り返って今最初に思うことは、もっと早い時期から受験勉強に取り組むべきだったなぁ、ということです。というのも、私は大学3年の終わりの3月までアルバイトをしていたので、ほとんど自分の勉強の時間がありませんでした。私が本格的に受験勉強を始めたのは大学4年になった4月からで、受験まであと半年しかありませんでした。そのため月曜日から金曜日まで毎日学校の図書館に通って勉強しました。土曜日は平日の疲れで行くときと行かないときがありました。何をどのように勉強したかというと、私は専門の2科目は刑法と刑事訴訟法を受験科目として選んだのですが、その専門分野でよく読まれているという本を先生からお聞きしてその本を教科書として読み、わからないところや難しいところは頭の中を整理するためにもノートにまとめたりしました。あと、その教科書の1項目を読み終わるたびに、別のよくまとめられた、読みやすく、わかりやすい本の同じ項目の所を刑法・刑事訴訟法とも読みました。つまり、それぞれの科目で2冊ずつ本を読みました。そうすることでより教科書の内容を理解することができたのではないかなぁ、と思います。教科書を読み終わると、今度は試験対策ということで論述の練習をしました。図書館に過去の司法試験の論述の問題と回答・解説がのっている本があったので、私はそれを使って答案練習をしました。それだけで足りない部分は自分で問題を作って答案練習をしました。答案練習をみっちりしたおかげで私は合格できたのではないかなぁ、と思うので、これから受験勉強をする皆さんは答案練習をがんばってください。
 外国語の受験勉強についてですが、私は英語を選択したので、大学受験の時に使っていた単語帳・熟語帳を使って覚えなおしたり、大学院を目指す生徒が集まって英語の試験対策をしていると聞いたのでそこに週1回参加して長文読解をしました。英語に限らず専門2科目もそうですが、過去4〜5年分の試験問題を解いてみました。試験問題は事務の方で貸出しをしているのでコピーすることができます。
 試験は2日あって、1日目は筆記テスト、2日目は面接です。面接についてですが、受験者が希望する専門分野(公法または私法)に分かれて面接を受けます。私は刑事訴訟法を専門にしたかったので公法になり、そこで面接を受けました。面接を行う先生方は私の記憶だと8人いらっしゃいました。憲法・行政法・刑法・刑事訴訟法・国際法専門の先生方がそれぞれいらっしゃいましたが、主に質問をするのは受験者が受験した2つの専門科目の先生方です。私が答案に書いたことについて重点的に質問を受けました。他には将来就きたい仕事のことや大学院で何を研究したいかなどについて聞かれました。面接時間は1人20〜30分くらいだと思います。大勢の先生方に囲まれての面接だったので私は非常に緊張しました。
 私は受験まで半年間しかなく、毎日必死に勉強しました。最初の方でも言ったように、今1番感じることは、もっと早くから受験勉強に取り組むべきだったということです。私の体験記を読んだ受験生の皆さんには早めの受験勉強をして欲しいなと思います。大学院に進学した今は想像した以上に大変な毎日を送っていますが、その分だけ充実した生活を送れているのではないかなと思います。皆さんもがんばって是非入学してください。