2-3. プランクトンについて
2-3-1 現地調査

リーフの内側、外側と沖合各2点(計6点)を調査した。(調査地図参照)

2-3-2 調査結果
 亜熱帯海域の通例に漏れず、プランクトンは量的には多くはなかったが、かいあし類、毛顎類、多毛類、その他諸動物の卵・幼生などが、いずれの測点の試料でも観察され、水産資源の多様性を保障していることが窺われた。




写真5


写真6

写真-5,6 多様なプランクトン(前頁:採集試料)(上左から、かいあし類、魚卵、オタマボヤとかいあし類の幼生)

2-3-3 政府資料へのコメント
 政府資料ではプランクトンについてなんら報告されていない。海洋の生産性そのものへの無関心さが問われる。

調査団の構成 調査目的 調査日程 調査報告 I.調査全体の構想 / II. 調査の方法及び結果  2-1. 藻場について 

(前ページ)2-2. サンゴについて

(次ページ)2-4. ジュゴンについて 2-5. 流れのシミュレーションについて

2-6. 各工法の安全性について 2-7. 各工法の環境への影響について 2-8. 基地機能拡大と住民の被害について 2-9. その他の重要事項 III. 結論

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