森林保護学研究室とは?

 森林保護学研究室は、琉球大学農学部林学科森林保護・工学講座として設置され、初代教授は大宜見 朝栄(琉球大学名誉教授)。

学部改組にともない、いまは農学部生産環境学科森林生産環境学講座の一角を形成しています。教員定員1という小さな研究室ですが、全国に数少ない森林保護学を専攻する研究室として頑張っています。

 「森林保護」といっても、いわゆる自然保護運動の課題となっている、人間の社会的活動による森林破壊を主たる研究対象とする研究室ではありません。森林の樹木と、微生物や気象災害などとの関係を調べています。つまり、森林の樹木の病気をしらべる「森林病理学」が中心の研究室です。私たちは、カビやキノコなどの生き物や、台風などの沖縄の気象条件などが、沖縄に生える樹木や森林にどのような影響を与えているかを、研究しています。

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研究内容
(1)マングローブ構成樹種の病害
(2)リュウキュウマツの病害
(3)オキナワジイの材質腐朽
(4)琉球列島の樹木病害調査
(5)米軍海上基地など軍事基地の自然環境に及ぼす影響