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2004年 新入生・卒論生歓迎企画

研究するってどんなこと?

 日本科学者会議(JSA)では、今年も新入生・卒論生歓迎企画を行います。自然科学と人文・社会科学から2人の話題提供者が、今の仕事について、研究に取り組む面白さや苦労について、まったく分野の異なる方にも分かるように話します。そこから、大学で学ぶとは、研究するとはどんなことか考えていきます。大学院の新入生も、卒論・修論にとりくむ在学生諸君も、教職員も、どなたでもご参加になれます。琉大が法人化されたいま「大学とは、研究・教育とは何か」が鋭く問われています。いっしょにこのことを考えてみませんか。皆さんのお越しをお待ちしています。

とき   4月27日(火)ごご6時〜8時15分

    8時半より同一会場で懇親会を行います。

ところ 琉球大学理学系複合棟6階 615室

    大学会館向かいの、千原池に面した新しい建物です。

話題提供・・研究の道のりをかたる

物性研究の楽しみ

 仲間 隆男 (なかま・たかお 琉球大学理学部物質地球科学科)

 物質は、原子核とそのまわりに電子をもつ原子で構成されています。このように一見単純な系である物質が、金属、半導体、絶縁体および磁性体など、実に多彩な性質を示すことは驚きです。それは、物質中で電子がどのように振る舞うかの違いによるのです。我々の研究室では、物質中の電子の状態を、電気抵抗などの輸送特性を測定することによって調べています。講演ではどんな手段や方法で測定しているのかを含め、研究について紹介します。

児童館における平和教育の実践 −あなたの平和はなんですか?−

  上原 之映 (うえはら・ゆきえ 那覇市久茂地児童館 児童厚生員)

 臨床心理学から平和心理学へと関心の移った大学院時代…。自主的平和学習活動をすすめる高校生たちと一緒に「世界の子どもの平和像」建設運動に携わった経験を活かし、現在勤務している児童館で行った平和教育についてお話ししたいと思います。

特別コメント

「研究に生き、社会に生き」 矢ヶ崎 克馬(やがさき・かつま 琉球大学理学部教授)

* 入場無料です。懇親会は2000円(学生500円)程度です。お誘いあわせてご参加ください。

主催:日本科学者会議(JSA)沖縄支部・琉球大学分会

記録 支部つうしん2004.6.

新入生・卒論生歓迎企画 (4.27・於琉球大学) 「研究するってどんなこと?」に50名

 沖縄支部恒例(実は3回目)の新入生・卒論生歓迎企画「研究するってどんなこと」を、4月27日琉大理学部で開催しました。

 今回、研究の道のりをかたったのは、仲間隆男(琉大理学部)、上原之映(ゆきえ)(那覇市久茂地児童館・児童厚生員)の両会員。

 仲間さんは、「物質は、原子核とそのまわりに電子をもつ原子で構成されています。このように一見単純な系である物質が、金属、半導体、絶縁体および磁性体など、実に多彩な性質を示すことは驚きです。それは、物質中で電子がどのように振る舞うかの違いによるのです。我々の研究室では、物質中の電子の状態を、電気抵抗などの輸送特性を測定することによって調べています。講演ではどんな手段や方法で測定しているのかを含め、研究について紹介します。」との紹介どおり、研究の魅力を語りましたが、企画当日、高校生が大量来聴の情報を受け、高校生にも分かるよう、パワーポイントの内容を大幅変更してのお話しでした。

 入会間もない上原之映さんは、児童館における平和教育の実践 −あなたの平和はなんですか?−として、「臨床心理学から平和心理学へと関心の移った大学院時代…。自主的平和学習活動をすすめる高校生たちと一緒に「世界の子どもの平和像」建設運動に携わった経験を活かし、現在勤務している児童館で行った平和教育について」話しました。当日は年休を取って参加する予定でしたが、児童館側は仕事として送り出してくれたそうです。上原さんの修論研究の成果などは、故郷京都で今秋開催の15総学にて報告予定とのことでした。

 さらに、特別コメントを学部長になったばかりの矢ヶ崎克馬さんが、「研究に生き、社会に生き」と題して行いました。

 この企画は、JSA支部活動活性化基金の助成を受けて行われ、案内チラシも広く配布しました。その結果、琉球大学の教員層の参加は少なかったものの、学生・院生を中心に50名の参加を得ました。とくに、案内をみた北山高校の大城尚志会員が、はるばる本部半島から高校生多数を連れて参加。感想文集もまとめています。