三者連絡会(教授職員会、琉大労組、琉病労)

ニュース 第4号

        2006年3月2日 事務局 琉球大学教授職員会 (内線 2023

     E-mail kyoshoku@eve.u-ryukyu.ac.jp http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~kyoshoku/

          琉大労組(内線2024)、 琉病労(内線7-2099

              一方的な給与規程改正の暴挙

 琉大に働くすべての職員の皆さん!2月27日に大学当局より学長名で、「国立大学法人琉球大学職員給与規程の一部改正について」(通知)が出されました(詳細は大学の事務のページhttp://www.jim.u-ryukyu.ac.jp/を参照してください)。

 私たち琉大の3労組(琉大教授職員会、沖縄国公労琉大労組、琉大病院労組)では、これまで職員給与規定をはじめ就業規則改定等について大学当局との団体交渉をすすめてきました。まず始めに約20件におよぶ改定案について当局の説明を聞き、その後、各組合の見解を提示し、それから妥結を目指した話し合いに入るという予定でしたが、先週当局の説明が終わり、これから組合の立場を説明し交渉に入ろうとする矢先に、突然、何の事前連絡もなく、この給与規程改正の通知が出されるという暴挙が行われました。

  そこで、三者連絡会では、2月28日に急遽この問題について話し合いを持ち、今回の暴挙に抗議し、改正の撤回を要求する緊急団交を申し入れることにしました。

撤回を要求! 3月6日5時に団交予定!

 今回の一方的な給与規定改正の問題点は、主に次の3点です。

1、 賃金というもっとも労使の間で基本的かつ重要な事項について、団体交渉の途中であるにもかかわらず、何らの通告もなく一方的に使用者が決定したこと。

2、 今回の「国立大学法人琉球大学職員給与規程の一部改正」は不利益変更であり、労働者との誠実な協議なしに一方的には変更できないものであること。

3、 労働者の過半数を代表する者の意見を聴取せずに改正を強行することは労働基準法90条第1項違反であり、法的には無効であること。

  私たち3労組は、過半数代表者の選出規則については、11月14日の団交での当局との合意に基づき、2月9日に3労組での規則案を作成し、当局を加えた4者間で協議を続け、27日規則の最終合意案が完成、調印を待つばかりでした。また、諸規則改訂についても2月2日以後、24日まで、当局の説明を受けるのと平行して、3労組としての対応を協議してきました。そして、その結果をみなさんに返しながら、みなさんの声をくみ上げていくという取り組みをすすめてきました。今回の暴挙は、このように対等で健全な労使関係を作り上げていこうというこれまでの私たちの努力に対する裏切り行為にも等しいものです。

このように、私たち3労組(教授職員会、沖縄国公労琉大労組、病院労組)は給与規程の一部改正に対して一切の合意はおろか、本格的な協議や交渉さえいたしておりません。

今後、3労組で足並みをそろえ、3月6日5時に給与規程の一部改正の撤回を要求する団体交渉を行います。私たちは、今回の改定が撤回されてはじめて、正常な労使交渉がはじまるものと考えています。

ご意見等ありましたら、ぜひご連絡お願いいたします。