思考力育成論・授業評価結果

 

2012年度

基礎データ

評価結果

  1. 授業評価アンケート(無記名):この授業で特に良かった点
  2. 授業評価アンケート(無記名):この授業で改善すべき点
  3. 受講生の最終感想(最終回,道田はインフルエンザで出席できなかったので,書く内容を具体的に指定していない)
    • 思考力育成論では,常に頭を回転させて考えさせられた気がします。それと同時に,考える楽しさにも気づく事ができました。
    • 皆のレポートを見て,いろんな授業に思考力育成のポイントが隠れているのだと感じました。実際,私自身,レポートを作成していくなかで,大学の講義の中にも市区尾力育成のポイントが隠されていたことに驚きました。今後様々な講義,授業の中から吸収していけたらいいなと思います。
    • 道田先生の授業は楽しく,学ぶことも多く,とても満足できるものばかりでした(心の科学も思考力育成論も)。これからも教育研究をしていきたいと思います。
    • 他の人のレポートを見ることで,レポートの良い点,悪い点がはっきりと見えてきた。この授業でたくさんの思考力育成ポイントが見えてきたので,今後の授業づくりに参考になることが多かった。
    • 他の人のレポートを読んで,自分が思いつかなかった思考力育成ポイントに気づくことができた。思考する授業を展開するには,子ども主体の授業をしなければならないと思った。

2011年度

基礎データ

評価結果

  1. 授業評価アンケート(無記名):この授業で特に良かった点
  2. 授業評価アンケート(無記名):この授業で改善すべき点
  3. 受講生による授業紹介(最終回に出席した21人中5人分を無作為抽出)
    • この授業は,様々な実践ビデオを見て,その授業での思考力育成ポイントについて考えることができます。話し合いの中でそれぞれの考え方を交流することで,自分の考えだけでなく多用な意見を聞くことができるので,考えが深まります。
    • 思考力育成と聞いて,難しいと思いがちですが,そんなことはありません! 毎回新しい発見があったし,いろんな人の意見を聞けるのでこれを受けて良かったなと思えます。実践にもつながるし,何より私自身思考力って何だろうと考えるきっかけになりました。とてもオススメですよ!
    • 僕はこの授業をうけて,どういう風に授業を作っていけばいいのかが分かった気がします。子どもがどうやったら思考し,活動する授業が作れるのかな〜?っていうのが「思考力育成論」を受ければ分かります。ぜひ,授業づくりに迷っている人は受けてみて下さい。
    • この授業は,とにかく「考えること」ができます。教師になったときの授業づくりのヒントになるものがいっぱい詰まっています。発言することが苦手な人も,グループで活動するので安心です。
    • 授業の作り方に,とても興味が湧く授業です。教師を目指している方は絶対受けるべきです。教師を目指していない方も,大学の授業に対する価値観が変わります。受けて損のない授業となっています。

2010年度

基礎データ

評価結果

  1. 授業評価アンケート(無記名):この授業で特に良かった点(5枚全部)
    • ”考える”楽しさが分かった。子どもたちにもこの楽しさを伝えたいと思いました。
    • 様々な興味深い題材に出会えたこと。多くの人と話し合い,多くの意見を聞くことができた。それによって,私の思考力も高まった。
    • はじめは,何を考えるのにも結論を急ぐタイプだったのですが,「考える」こと事態を楽しめるように,という言葉から,これからは楽しみながらゆっくり考えよう,と思えるようになりました。
    • 毎回の授業がよく工夫なされていて,いつも楽しみながら,授業に参加していた。生徒の活動が中心だったのですが,グループ意見交換な場も十分にあったため,すごく勉強になりました。
    • 実際にポイントを押さえながら,他学生と共に学びあえたのがとても良かったし,授業を見る上での視点を新たに発見し,子どもが今,何を学んでいるかを知ることができて良かったです。
  2. 授業評価アンケート(無記名):この授業で改善すべき点(1枚全部。道田によるコメント付き
    • 欠席が多くて,すみませんでした。
      • ⇒なるほどこれは,「授業者が」改善すべき点ではなく,「受講生自身が」改善すべき点ですね。なお欠席は,結果的に最終評価に影響する,すなわち自分に返ってくることなので,「申し訳ない」と思う必要はないと私は考えています。
  3. 受講生による授業紹介(最終回に出席した16人中4人分を無作為抽出)
    • この授業は,とっても楽しい授業ですよ♪ 大学の講義は1対多が多く,学生は聞くだけで主体は教師になりがちだが,この授業では主体は学生で,常に学生間で対話があるので,いろいろな意見や議論ができて,とても楽しかったです^。^ ぜひとも!受講してみて下さいね。
    • この授業を受ける人は,いろんな視点で物事を見る力が身につきます!! 「授業」を考えるのが楽しくなる!! しかも少しだけ高尚な人種になれた気がします。とにかくやる気があれば,誰でもOK!!だと思いま〜す。
    • 私にとっては興味深い題材を取り扱っていたし,話し合いや発表が授業の中心となっていて,この半期間の授業で私はかなり成長できたと思います。話すことや発表することが苦手な人にもお勧めです。一皮むけますよ! 楽しいよ〜!
    • とてもおもしろ授業だったので,ぜひ受けてみて下さい。自分たちの活動が中心で,楽しかったです。仲間もいっぱいできちゃうよ! 学習活動が楽しいだけでなく,道田先生の授業を見るのもいっぱい勉強になります。私たちの思考力を高めるため,いろいろ工夫がなされているよ!

2009年度

基礎データ

評価結果

  1. 授業評価アンケート(無記名):この授業で特に良かった点(9枚から無作為に4枚を抜粋)
    • 実際に附小の教諭が授業にいらしたり,受講生が附小の授業見学を行ったり,大変有意義な半年でした!!! また,授業で扱った題材も理解しやすいものばかりで,討論も進めやすかったです。
    • 色々な思考力育成授業の方法を学ぶことができました。また,授業自体も思考力育成教育の実践がなされている感じがしたので,知識と実践の両者を学び,体験できてよかった。
    • とても楽しい授業でした。授業中に紹介された,実際の現場での例も,とても面白く,興味深かったです。
    • グループ討論,全体討論があったため,他の人の意見を聞き,自分の考えと比較したり統合したりすることができました。多くの人と話し合うことができ,とても楽しかったです。
  2. 授業評価アンケート(無記名):この授業で改善すべき点(2枚全部。道田によるコメント付き
    • もう1・2度程度,附属小に行きたかったなあと思いました。それぐらい,現場を見学するのは,私のなかですごく意味がありました。
      • ⇒そうですか...検討してみます。
    • 進行をきっちりと時間を割り振って進めるのはいいけど,きっちりしすぎて柔軟な対応がとれていなかった(発表を焦らせるなど)。もう少し大まかに決めて,何があっても対応とれるようにすべきだと思う。
      • ⇒難しい問題ですね。大まかに決めるといっても,具体的にどうすればいいのかが分からないので,いくつか考えてみました。(1)次週に延ばす(あまりしたくないですね。次週の時間も中途半端になりますし)。(2)発表が延びるのは学生の自己責任と考えて,授業終了時間にこだわらないことにする(あまりやりたくはないのですが...)。(3)時間配分を考えてしゃべることの重要性を,折に触れて学生に話し,時間の範囲内で発表できるよう考えてもらう(これはやっていたはずなのですが,難しいのでしょうかね)。
    • 生徒によって教師の対応が違う気がした
      • ⇒こちらとしてはそういうつもりはないので,具体的にどういう場面での話なのか,書いてくれるといいのですが...もちろん,学生の受講態度が違う場合に,対応も変わっている場合はあるかもしれません。それは問題ないと考えているのですが...
  3. 受講生による授業紹介
    • この授業では,思考力を育成するポイントを学んでいきます。そのポイントがいくつか分かってくると,この授業こそが,そのポイントをふんだんに取り入れており,思考力育成のポイントを考えているハズの自分たちが,授業を通して思考力が育成されていることに気づかされます。おもしろい授業ですよ♪♪
    • 教育学部の授業で,教師になりたいと思っている人はぜひ受講してもらいたいです。もちろん教師を目指していない他学部の人でも,先生がどのような思いで授業を作ったり進めていったりしているかなどのウラの部分を垣間見ることができると思います。また授業はグループワークで進められていくので,他の人の意見も聞くことができ,思考力育成についての学びだけでなく,授業自体が思考力育成授業の実践編という気がしました。
    • この授業では,話し合いが多くて,発表も毎回のようにあるので,毎回緊張感を持ってのぞめます。けれど,そこまで身構えて授業を受ける必要もなく,様々な人の意見を聞ける授業であっという間に授業がおわってしまいます。私は,討論とかで自分の意見を言うことや皆の前で発表することなどとても苦手だけれど,なんとか受講することができました。最初,他学部の2年生で一人でとるのは厳しいかもという噂を聞いていて不安でしたが,全体的に,とても満足した授業でした。
    • この講義を受けるにあたっては,1.自分の考えを持つ,2.恥ずかしがらす積極的に,3.周りの意見を聞いて考える,という授業姿勢が大事だと思います。大学生らしい授業をやっているなあと実感したい方は,ぜひこの講義を受けてほしいと思います。

2008年度

基礎データ

評価結果

  1. 受講生による授業紹介
    • この授業は主に授業分析を通してどのような「思考力」が子どもたちにつくのかを考える者である。少人数形式でディベートも多く,たくさんの意見が飛び交う。そのぶん自分自身もいろいろ考える必要がある。和つぃはなかなかそういうのが上手ではないが,やってこれた。ただし,単位そのものを目的にしている人は取らない方がいいだろうと思う。
    • この授業は毎回,自分のやるべきことがありますので,単に単位を取得したい,という方にはお勧めしません。ですが,とても濃い内容に加え,普段では考えもしないようなことを次々と論争したり,意見交換ができるので,「受けて良かった」と言えることは保証します。
    • 「思考力を育成するために授業においてどのようなことが大事になるのか」ということについて深く追究できる授業です。教職を目指している人には,ぜひ受講してもらいたい授業です。
    • いろんな授業を見ることを通して,他の人の意見を聞くことで,自分自身の思考を深めることができました。最初に授業を見る視点がなくても,授業をしていくうちに力がつくと思います。だから,授業に関心のない人は(マイナスに捉える人)不向きです。

2007年度

基礎データ

評価結果

  1. この授業で特に良かった点、印象に残った点
    • グループでの話し合いが多くできたのが良かったです。また,附属小に行って,生の実践を見ることができたので,とても参考になった。
    • 何を学ぶべきか,何を学んでほしいかが分かりやすく伝わる内容・授業展開であった。グループワークの大切さ,他人と意見を交換をすることの重要さを改めて学ぶことのできる内容であった。
    • 自分のレポートを見せて意見をもらったり人のレポートを見たりと,とてもよい刺激を受けた。
    • 本当は授業では黒板を写すだけとか先生の話を聞くだけのほうが楽なので,その方向に流されがちなのですが,自分の考えをまとめて発表することは,それができるようになれば,大きな達成感につながることを改めて感じ,自分の授業を受ける際の選択のしかたを反省しようと思うことができました。
    • 個人→グループ→全体 の考える段階は,うまく自分の中に内容を取り込むことができるのでよかったと思います。

  2. この授業で改善すべき点
    • DVDを見るときはカーテンを閉めて照明を落としてくれると,もっと見やすかったです。


2005年度

基礎データ

評価結果

  1. この授業で特に良かった点、印象に残った点
    • いろんな学生と深く話し合えたこと
    • 客観的に考えることができた
    • 今までよりも考える力がついが。少し自信を持って発言できるようになった。
    • ただビデオを見て感想を言い合うだけではなく,思考力について追求していく点がとてもよかったと思う。
    • 思考力ということについて,今までぜんぜん目を向けていなかったけど,目を向けるようになった。

  2. この授業で改善すべき点
    • 毎回何をするのかわかっていたほうが臨みやすいと思いました。
    • もう少しリラックスした雰囲気がほしいかな
    • 主に思考力を育成する授業とはどういうことかを考えるばかりだったので,自分自身の思考力を育成される授業を受けたかったです。
    • 討論を使わない授業のこともやる と思います。


2002〜2004年度

 受講生が5名以下のため,省略

2001年度

基礎データ

評価結果

  1. この授業で特に良かった点、印象に残った点
    • 他の授業では受身だったか,この授業では発言しなければ前に進まないという新たな形式だったので,よかったと思う。でも,あまり話が進まない日は焦りました。
    • 思考するということについて,とても深く考えることができた。やはり十人十色という言葉どおり,いろんな考え方の人がいて,自分の「幅」を広げることができたと思う。この人数の少なさもよかった。人間っておもしろい,と改めて感じた。
    • みんなの意見がたくさん聞けた。自分自身もたくさん考えた。他の学部の人との考え方の違いなども知ることができた。でもあの沈黙の時間はちょっと気まずかった。「考えさせる授業」の難しさを痛感させられた。
    • 自分で思っていること,考えていることを伝えるということは難しかった。また,人が思っていること,考えていることを,正しく聞き取るということも難しかった。いつも当然に行っていると思っていたコミュニケーションが,こんなにも難しいとは思わなかった。

  2. この授業で改善すべき点
    • 授業のはじめの頃は,先生はディスカッションにあまり参加しなかったが,だんだんディスカッションの内容にコメントするようになったので,そのほうがいいかなと思った。
    • 全くの白紙の状態からはじめられると少し戸惑ってしまうと思うので,大まかなテーマみたいなものはあった方がいいかもしれないなあと,ちょっと思った。
    • もしできるなら円形テーブルがあったら,と思います。皆の顔が見えるのはいいのですが,なんとなく距離に差があるよりは...と思いました(円形でも変わらないかもしれませんが)。
    • テーマが明確でない分,発言もレポートも書きやすかったのは確かですが,皆の意見と自分の比較ができるように,「テーマ」があってもよかったかと思います。また,本の内容紹介や,討論に関連した資料などの配布がもっと多くてもよかったと思います。


2000年度

基礎データ

評価結果

  1. 使用したテキスト・補助教材等は適切であったか
    • 適切……12/12

  2. 教員の説明はわかりやすかったか
    • 肯定的意見……10/12
    • 具体的な事柄の例示が多かったので,分かりやすかった
    • 少し専門的なところの説明が不足していた

  3. 教員は学生を積極的に授業の流れに参加させようとしたか
    • 肯定的意見……12/12
    • 質問については詳しく説明してもらったと思います。しかし意見を言うときに,途中でやめさせられたことがありました。
    • 講義中はあまり生徒側の発言がないときもあったけれど,宿題として自分の意見を主張する場を設けていたので,結果として全員参加というようになっていたと思う

  4. この授業はよく準備されていたか
    • 肯定的意見……12/12
    • 準備されていたと思うが,時々進むのが速い気がした。教材はよかったと思う。

  5. 宿題について
    • 毎回出された宿題が楽しかった。もっと早くからやってほしかった。
    • 授業の中でもっとみんなの宿題を詳しく取り上げてほしかった

  6. 私は、積極的にこの授業に参加したか
    • 最初はついていけそうもなかったけど,興味がわいてきた

  7. 批判的思考がどの程度身についたと思うか
    • 完璧ではないけれど,日常生活で何かを決めるときなどに,まずは一回考えるようになった
    • 物事を多面的に捉えることはできるようになったと思う。しかし,それだけでは足りず,他人の意見も考慮した意見を考えなければならないと言ったところは,自分はまだ十分ではないような気がします。これができてやっとクリシンができるようになったことになると思います。
    • まだそのような思考があることに気づいた段階で,身についてはいないと思う。

  8. この授業のレベルは適切であったか
    • 肯定的意見……11/12
    • 適切であった(時々,少し難しい)
    • 大学生なので,これくらいは身についているレベルなのだ,と実感した。適切だったと思う。

  9. この授業について総合的判断
    • 自分で考える場面が多く,時間が過ぎるのが,はやくて良かったです。
    • 非常によい。実生活で問題を解決する点でとても役立った。
    • 教師側の一方的なものでなく,一緒に作っている感じがするところは非常によいと思う。
    • 宿題が楽ではないけど面白かった

  10. この授業で特に良かった点、印象に残った点
    • 「自分の考え」とは異なる考えをもつ人がいることを実感した。もう少し自分の考えを前面に出していけたらよかったな,と反省している。
    • 少人数で,一人一人の意見を知ることができる。それに対しての先生のコメントもあるし,先生と受講者との距離が近く感じた。半年が短く感じ,密度の高い授業だった。
    • レポートの内容について,みんなで討論のようなことができてよかったと思う。人の意見を聞くのは,とっても興味がもてたし,視野が広がったと思う。

  11. この授業で改善すべき点
    • 特にないと思うが,たまに後半の授業で,クリシンとほかの教科を無理やりこじつけている感じがるものもあった
    • プリントの内容が文章だけのとき,ただ読み進めるだけでは眠くなる。後半ではかいつまんで「ここはこうだ」としてくれたが,そちらの方が内容把握するのにも分かりやすかった。
    • 先生はクリティカルシンキングの研究をされていて,いろいろなことを知っていらっしゃると思うのですが,そのために,学生の的外れの意見を排除してしまう傾向が部分部分で見られました。もう少し,そういった学生の意見も一歩下がって聞いてあげられたら,もっといいなと思いました。


1999年度

 「思考の技法」は、琉大で持っている専門科目。登録者数は18名で、最終的には17名が出席。心理の専門科目という位置づけだが、教育学部の3年生にとっては課程共通科目になるせいもあってか、一番多いのは国語教育の3年生。逆に心理の学生は2名しかいない。そのせいもあり、心理学的な話題だけではなく、教科における思考の話も少し取り入れてみた。

 授業評価は、教育学部で用意している共通の評価用紙。無記名。含まれている項目は共通教育のものとほとんど同じだが、5段階の数値評価ではなく、こちらは各問いに対して1行程度の自由記述欄のみが設けられている。ただ、数値的な評価もほしかったので、総合評価のみ、5段階評価で数字を書いてもらった。

 その結果、総合評価の平均(17名)は4.7。まあこれは、比較的小人数のクラスだし、必修でもないので興味のないものは早めに脱落するし、そもそも他学科から専門科目を受けにくる学生は意欲や興味が高いだろうから、ある程度高くて当然なのかもしれない。それでも、琉大でこの手の授業をするのは2度目で試行錯誤的な部分が多かったし、講義中は学生の反応も今一つ分からなかったので、多少は安心した。以下、いくつかの質問項目に対する反応をピックアップ(平均的な回答ではなく、気になった回答が主)。

●使用したテキスト・補助教材等は適切であったか
いつも興味のわく資料で、よかったと思う。マンガも分かりやすかった
●教員の説明はわかりやすかったか
ときどきむずかしいことを言っていたが、質問書でフォローしてくれたので問題なし
分かりにくい部分もあったが、大半はよく理解できた
●教員は学生を積極的に授業の流れに参加させようとしたか
毎回質問書に答えてくれてていたので良かった
●この授業はよく準備されていたか
準備は非常に良かった
毎回プリントが配布され、まとまりのある講義であった
●私は、積極的にこの授業に参加したか
参加した:12名、普通:1名、あまり積極的ではなかった:3名、無回答:1名
●この授業のレベルは適切であったか
適切:11人、もう少し難しくても良かった:3人、少し難しかった:3人
●この授業で特に良かった点、印象に残った点(3人分のみ抜粋)
生徒の質問を中心に授業を進めてくれるのが良い(複数)
大学に入って「面白い」と思える数少ない授業の一つでした
クリティカルに考える、ということが学べてとても自分にとってプラスになったと思う(複数)
●この授業で改善すべき点(全部で3件)
レポートと出席だけではなく、授業態度、テストなどもやって総合評価をしてほしい
先生は、たまに考えを押し付ける感じのときがある気がしました
遅刻ばっかりしてごめんなさい

 全体的には、(授業者側の自己評価に比して)十分過ぎるぐらいの高い評価だが、その半分以上は、「クリシン」という素材と、「質問書」という手法の良さによるものであって、授業者の手腕ではないだろうと思う。改善すべきは最後の3点。評価法は改善の余地があるし、「押し付け感」は、1名のみとはいえ、非常勤先同様問題だし。遅刻は確かに多かった。なぜ遅刻するのか、遅刻を減らすためには何ができるのか、次回の課題である。

(2月18日の日記より)