Body Image Perception In Female Mexican-American Adolescents

Guinn B., Semper T., et al

Journal of School Health.67:112-115,1997


報告者:佐々木 八千代(地域看護学教室)
 

選定理由:

   ボディイメージという言葉は学生時代の講義の症例検討において乳ガン患者の乳房切除後のボディイメージということがあって初めて認識した言葉である。その時の講義で女性にとって特にボディイメージは重要であるということをなんとなく思っていた記憶がある。今回は英語の文献ということで題名を見て決めてしまったのだが、ボディイメージ、思春期女性という言葉に特に興味が湧いた。

 
 

先行研究レビュー:

 
 

要約:

  1. 目的
  2. 否定的なボディイメージにより思春期女性による過激なダイエットなどの誤った健康行動が行われており、思春期の健康的なボディイメージを発育させることはとても重要なことである。メキシコ系アメリカ人は最大かつ急速に成長しつつある下位集団のラテンアメリカ系社会を構成している。この民族集団におけるボディイメージに関する研究が必要である。この研究はメキシコ系アメリカ人の思春期女性における自尊感情に対するボディイメージ、身体の活動性、そして身体構造の関連性を把握することを目的としている。

     

  3. 対象
 
  1. 方法
 
  1. 結果
  1. 結論

  2. この研究の結果はボディイメージと自尊感情に関する既存の研究と矛盾しないものであった。低い自尊感情は思春期女性の体に対する感情の支配操作の欠如を抱くことになる。低い自尊感情を持つ人はより否定的なボディイメージを育みがちである。メキシコ係アメリカ人の思春期の女性の健全なボディイメージを促進するための方法は、自尊感情を高める手法を盛り込むべきである。両親により子供の自尊感情は形成されるが、教育者もまた責任をおう。肯定的なボディイメージと強い関連のある身体の活動性は奨励されるべきである。教師は、各年齢層の個人個人には本来ある体の大きさや形が多様性であることを生徒が受容できるよう実践し奨励しなければならない。個人が定義する体重の差異について、若者を敏感にさせ教育を行うことの役割を引き受けることは、重量過多の汚名を最小限する事の助力となり、また思春期の人が標準範囲内に入る体型の多様性に気楽さを感じることに確実な影響を及ぼす助力となりうる。
 

私見:

   ボディイメージと様々な尺度の関連を見ているが、今回の研究の対象者間で肯定的なボディイメージを持つ者と否定的なボディイメージを持つ者との差がどこにあるのかを明確に出来ればメキシコ系アメリカ人の健全なボディイメージの発育に関連する要因がより明確になったのではないかと思う。

 

学校保健への寄与:

   様々なダイエットグッズが流通しており、健康に悪いものや過激な内容のものも多々ある。今回、思春期女性のボディイメージについて把握できたことで不健康なダイエットやダイエットグッズの選択に影響を及ぼす健康教育を行うことの重要性が示唆された。
 
 

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