リスク行動症候群(Risk Behavior Syndrome, Jessor,R. 1984)
ある薬物を乱用した青少年は他の薬物乱用へと進む傾向がある。
薬物乱用する青少年は薬物以外のリスク行動(性行動、暴力等)に走る傾向がある。
乱用薬物が増えれば増えるほど、他のリスク行動の頻度が高くなる。
薬物を乱用する青少年は教会がよいなどの因習的な行動を取らない傾向にある。
保健リスク行動に走る青少年には共通の心理社会的背景が存在する。
以上のことは、保健リスク行動が同一個体内で集積してみられるリスク行動症候群の特徴である。