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環417 |
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住空間計画 選択(建築系、土木系) |
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2単位 |
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2年後期 |
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住宅および住宅を含めた地域の生活空間の計画を行うためには、住空間が人間にとって持つ意味を充分に理解しなければならない。住宅は通常、家族という集団の生活の器であるから、家族と住空間の対応のもとで形成される住様式、住文化を歴史的に理解し、今後の発展方向を構想することが住空間計画の課題になる。 授業の中では、計画学の論理、住様式の歴史、様々な住文化の存在、について基本的認識を深め、さらに最新の課題のいくつかを示す。これらを通じて、自ら住空間計画について継続して学べる能力を修得することが目的である。 なお、毎回の授業において、数項目に関するレクチャーを学生が担当することを義務づけられる。 |
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特に使用しない。授業中に配布する資料が基本となる。参考図書は授業中に適宜紹介する。 |
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主として授業中に説明するレポート課題をもとに評価をおこなう。 |
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1、住空間に関わる諸課題 |
2、住居の変遷(農村住宅と都市住宅の歴史から) | |
3、住居の変遷(台所と寝室の歴史から) | |
4、住居の地域性と沖縄の住宅の特質 | |
5、家族と住居(子ども部屋をめぐって) | |
6、集合住宅の空間構成(共用空間、領域性、防犯など) | |
7、集合住宅の展開(コーポラティブハウス、コレクティブハウスなど) | |
8、集合住宅の維持と管理 | |
9、ハンディキャップ、障害、高齢と住居 | |
10、「住み方」の理解と分析方法(「住み方調査」の課題提示) | |
11、「住み方調査」の検討 | |
12、ロールプレイによる住宅設計の即日演習 | |
(各テーマについて1〜2回の講義を行う。) (住生活に関する最新の課題について、トピック的に扱う回を途中に設ける) |
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