2013年度 放射化学試験結果    


このページは放射化学の成績上位の学生名の公表を学生の了解を経て行っています。

[中間試験]

実施日:2013年6月10日
受講者:48名/49名中

順位  氏    名  得点  評価  
1 山田(明) 96   Very Good !
1 大城 96 Very Good !
3 比嘉(大) 95 Very Good !
3 銘苅 95 Good !
5 渡邊(恵) 94 Good !
  平均 74.5  Ok !


※総評
平均点はこの五年間で最低だが,90点(A)以上は9名でこの5年間では2番目に多い(2008年13名)。拍手を送りたい。
問1は,壊変の基本で,正解率は高かった。
 なお,質量数をAと表記したり,変化量を表記した学生は,1点(半分)とした。
問2,3,4は,計算の基本で2の正解率は高かった(主任者試験)。
問5は,水素同位体と放射線のエネルギースペクトルの理解度を問う問題で,(9),(10)の正解率が悪かった。
問6は,用語説明の定番であり,ぜひ理解してもらいたい用語である。
問7は,放射平衡の理解度を問う問題で,放射化学を理解する上で重要な壊変である。

期末試験も同様な傾向で出題されるので,今回思うようにできなかった学生(59点以下)は,努力してもらいたい。


[期末試験]

実施日:2013年8月5日
受講者:46名/49名中

順位  氏    名  得点  評価  
1 平敷 91  Good!
2 宜野座 90  Good!
3 平良 88  OK!
4 山田(明) 86  OK!
5 比嘉(大) 86  OK!
  平均 73.3  よくできました。


※総評 
平均点は73.3点で中間(74.5)とほぼ同程度であった。例年,期末試験は点数が低くなる傾向があるが,久々に70点を超えた。問題の傾向を少し変えたが,よく勉強したと思う。
問1は,核反応による核種の生成に関する問題である。80%程度の正解率であった。
問2は,計算の基本であるが,アボガドロ数はなくても計算できる。
問3は,授業でも予告した問題である。
問4は,測定機器は定番である。ここではNaI検出器がベストの答えである。
問5は,これまで学習してきた内容の総合問題である。全問正解は2名のみであった。
問6は,(3)の正解率が悪かった。壊変図をよく見ると929-320=609keVが導ける。
問7は,被曝を考える上で,この用語は重要である。
問8は,最近,マスメディアで頻繁に取り上げられている社会問題である。
    賛成(やむなく,とりあえず)は31名
    反対は12名,どちらとも言えないは3名であった。  
 この問題は,将来の日本のエネルギー問題をどう考えるか,皆さんが率先して考えてもらいたいものの一つであろう。
 なお,評価は(中間+期末+レポート+授業態度)÷2で計算した。
今年度は A:10 B:18 C:11 D:3 名であった。例年より,AとBが多いことが平均点を上げたようである。
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