球磨川沿いにある橋を渡ります。 　ゆったりと流れる川の水音が，あたりに染みいるようです。

無人の駅から歩くこと20分。ようやく着きました。 　その間，誰とも会うことはありませんでした。

人工的に開けた長いトンネルを緩やかに下って入ります。

とにかく急傾斜の多い洞窟です。 　おそらく，渓谷の上部から水が入り込んで，縦方向に成長したものと思われます。

見事なフローストーンです。

水道のように流れている滴下水。 　この水を採水させてもらいました。

案内していただいた探検コースは，さらに急角度な階段をいくつも通ります。

コウモリグワノ（糞）です。 　臭いはなく，指で押すと柔らかいです。

ストロー群です。 　汚れているところから，増水が結構頻繁にあることが予想されます。

石筍と言おうか，フローストーンと言おうか，とにかく大きな鍾乳石です。

その石筍の上部にははフローストーンがあり，先端から水道のように水が落ちていました。