2006年3月 侵透地下海水(宮古島雪塩製塩所)


沿岸から数十メータ陸側に入った位置で取水します。これを侵透地下海水と呼んでいます。
海水が石灰岩を侵透する間に,ミネラル成分を溶かし込んで,サンゴ,貝,海草などを生育するのに有用です。
 ここでは,侵透地下海水からミネラル成分の豊富な「塩」を作っています。
 ここで作られる塩に含まれるミネラル成分は,ギネス記録になっています。

 侵透地下海水を80Lのバケツに採取します。
 これは,含まれる放射性物質(ラジウム)を測定するためです。

 このほかに,500mlを化学成分分析用に採取しました。
 後ろに見えるプールでくみ上げた侵透地下海水を一時濃縮するために加熱しています。

 細かい説明のパネルがあり,なるほど,購入してみたくなりますね。
 実際,別の分析用に購入しました。600円/袋です。

 沈殿剤を加え,一日放置したあと,うわずみを静かに取り除きます。
 のこり1Lほど残して,ビニール袋ごと持ち帰ります。1時間以上かかりました。

 塩のストローを見つけました。
 結構早い成長速度のようです。

 比較のために,近くの海水を採取しました。
 後ろの海の景色は,とてもきれいでした。

 せっかく宮古島に来たので,いくつかの湧水を採取し,ラドン濃度を測定します。
 畑の真ん中に,ドリーネ状のわき水だまりを見つけました。


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