2007年3月 昇竜洞(鹿児島県沖永良部島)巡検


知名町制施行60周年記念にあわせて,洞窟学会を開きました。
参加者がフィールド大好きな人間なので,堅苦しさもなく,和気会々でした。
沖永良部島の洞窟は,現在300近く発見されており,中でも大山水鏡洞は総延長が10kmを超え,さらに調査が進んでいます。
総延長3.5kmの「昇竜洞」は鹿児島県沖永良部島の静かな山の中にあります。
那覇港からから約7時間でつきました。

 洞窟の町,鹿児島県沖永良部島知名町60周年記念です。
 これに会わせて,洞窟学会を開きました。

 洞窟のラドン変動についてのポスター発表です。
 貴重なご意見を頂きました。

 懇親会では町長も参加してくれました。
 洞窟写真のコンテストの表彰もありました。

町を挙げての歓迎に,楽しいひとときを過ごせました。
 余興もたくさんありました。最後にはカチャーシーもありました。


横に開く大きな洞口です。
 600mが公開されています。

 内部から洞口を見たところ。
 体育館並の広さです。

 とにかく入り口付近は広い洞窟です。
 大型の鍾乳石が多く,かなり年代がたっているようです。

 見事なフローストーンです。

 雨のように流れ落ちる滴下水。
 この水を採水させてもらいました。

 この近くで,土壌を採取しました。
空気の流れを感じ,ラドン濃度は低いと思われます。

「銀のすだれ」とはよく命名した者です。
 高さもあり,見事なフローストーンです。

 出口です。
 ドリーネの底に空いている感じです。
入口と同様,大きいです。

 すぐ向かいに,別の洞窟が開いています。
おそらく,昔は繋がっていたのでしょう。


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