2016年9月 渡名喜島の千枚岩調査


渡名喜島は千枚岩の他にドロマイトが産出する島です。
沖縄本島から西へ,フェリーで約1時間のところにあります。
 三日月型をした周囲12.5kmの島です。
 北部は緩やかな丘陵地帯、南部は石灰岩が露出した山岳地帯、南北の丘陵地帯の間に集落があります。
 

 港内は整備され,静かなたたずまいです。
 

 集落は海抜の低いところに集中しています。
 集落に繋がる道の入り口には防潮扉が設置されています。

 南の石灰岩の合間に千枚岩が見られます。
 東屋を建設したときに削られた法面から採取しました。

 北の山に登りました。
 途中に露出した岩肌から採取しました。

 頂上まで登りましたが,千枚岩は見られませんでした。
 せっかく整備した山道も,草が伸び放題で残念です。

 島の名物,「フットライト」です。
 幻想的で,昼間のとは雰囲気が全然違います。

 島では夕食を取るのに苦労しました。
 事前に予約してないといけないようです。
 無理してお願いし,(具の少ない)ソーメンチャンプルーを作って貰いました。
 店で知り合った,兵庫県立大の学生と意気投合です。

 今回の調査メンバーです。
 千枚岩の分析,頑張って下さい!


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