フィールドワークの紹介

  • 1999年3月12-15 西表におけるフィールドワーク

    毎年この時期に石垣と西表の洞窟でラドン・地下水の調査を行っています。
    西表での宿泊は,熱帯生物圏研究センターに世話になりました。


    [大富第一洞]

    横穴式で全長約250mで入り口から出口に向け水流がある。
    中央部の大ホールは天井の高さ13m,幅は20mでかなり広い。
    このホールの上部にコウモリの生息する支洞がある。
    鍾乳石の発達は悪い。

    谷底に開口部があるのでロープで15m程下りる。

    開口部はかなり大きい。

    緩やかな水の流れがあり,洞の中央部にプールが見られる。

    活性炭によるラドン調査。


    [ユンツ橋近くの洞窟]

    一週道路沿いに入り口があり,5m程垂直に降りる。
    この後は横穴で100m程度,洞床に水流がある。
    突き当たりはホールになっており,10m程度上部に小さな開口部が見られる。
    鍾乳石の発達は悪い。

    洞中央部の小高い丘から流れる水を見る。

    滴下水の採取

    降下物採取のため,昨年設置したプレート群。

    今年度は,バットを設置した。


    このほかにも,豊原の洞窟で調査を行った。 その他に,地下水の採取も行いました。
    地下水の採取,ウランその他の元素を調べる。

    豊原の洞窟近くにあるマラリアで有名な「忘れな石」のまえで。

    フィールドワーク