フィールドワークの紹介

  • 1999年1月 沖縄県ミバエ対策事業所98年度総合点検

    沖縄県ミバエ対策事業所には,ウリミバエの不妊化施設のなかにコバルト-60を格納した照射施設があります。年に一度線源を移動して施設全体の点検を行っています。
    私もこの施設の設計・建設に関わった者として参加しています。

    格納庫の天井ハッチをクレーンで開ける。

    ハッチは3段式でトータルの厚さは2mにもなる。

    コバルト-60線源は深さ6mのプールに沈められているので,
    1本1本フックのついた棒で線源輸送容器に移動する。

    鉛製の線源輸送容器(5t)で別のプールに線源を移動する。

    放射線の漏洩やフタの確認作業

    プールの底で線源を輸送容器から取り出す。

    多くの作業が機械化されているが,線源の移動だけは人手で行う。

    フィールドワーク