学生実験 レポート作成に関する注意
レポート作成の際には以下のことに留意すると読みやすいレポートとなる。
(守られてないと読みにくい(→評価の低い)レポートとなるので注意すること)
2009.9/7 最終更新 (作成中)
学生実験のページへ戻る
全般
- レポートは報告書であり、他人に読んでもらうことを念頭におくこと。
自分で読み返してみて理解出来ない文章は、他人が読んでも理解できない。
- レポート全体で、文体を統一する。レポートの場合、「〜だ。」「〜である。」などが望ましい。
(統一されてない場合、単にどこかの文章を写しただけの「コピペ」の疑いをかけられるので注意)
- 実験報告書なので、レポートを作成する時点で既に行なっていること(実験方法、実験結果 etc)は「過去形」、説明や考察などは「現在形」で書く。
概要
- このレポートを通じて言いたいこと(実験レポートなので、1.どういう目的で、2.どういう実験をして、3.どういう結果が得られたか、は必要。追加で、4.何が分かったか、などがあってもよい)
- 長く書く必要はないので、自分が「ここが重要」と思うところを要点を絞って簡略に書く。
10-20枚程度のレポートなので概要の分量は多くてA4半分程度。
原理
- テキストを丸写しする必要はないので重要な部分を要約する。
実験方法
- テキストを丸写しする必要はないので要約する。レポートを見た第三者が同じ実験を追試できる情報量を目安にまとめる。
実験結果
考察に関して
- 期待される結果が得られなかったとき、安易に測定誤差や実験ミスのせいにしない。
実験ミスを疑う=実験に集中していなかった、と認めているようなものである。
(熟慮に熟慮を重ねてなお、実験ミスとしか考えられない事案が生じた場合、そのほかの原因が考えられない理由を述べる)
実験ミスが疑われる場合、場合によっては再実験を認めるので申し出ること。
学生実験のページへ戻る
You don't need permission to link to this site.
Copyright (C) 2009 Tatsuya Okada, All rights reserved.