生産システム・情報工学特論 5月16日
変分法
変数xの関数yおよびその導関数y’ があり,それらの関数を関数とする汎関数F(x,y,y’)を考えたとき,
下記の積分Iの最小(極値または停留)化問題を変分問題という。
I =∫a b F(x,y,y’)dx
→ min (1)
ただし境界条件を、y(x0)=y0、y(x1)=y1 とする。
上記の積分Iは関数yの関数I(y)であるが、yを適切に選んで最小化するのが問題である。
求める関数yをほんの少し替え(y+δy)とした時の,yからの微小なずれに相当するIの値の変動δIを変分という。