時の経つのは早いものです。

ここ沖縄は梅雨明け後、ずっと真夏日・熱帯夜が続いております。

個人的には、夏の夜に咲く「サガリバナ」を楽しみつつ、深夜の散歩なぞをしながら、

健康的にしてゆったりとした日々を送っております。

社会的には、勤務先である琉球大学の行く末に戸惑いを覚えながらも、

目の前の学生さんの、どこまでも明るく伸びやかな性格に救われつつ、

学期末に向けて坦々とした日々を送っております。

そして、世界に眼を向ければ、SARS騒動に揺れた中国他各地の動揺も静まり、

四大文明の地に平和な日々が訪れつつあることに、安堵しておる次第です。

しかしながら、来年からパリで研修生活を送ることが決まった身としては、

このようなノンビリムードで居て良い筈は無く、

そろそろその気になって準備を始めなければいけないとは承知しているのですが…。

さてさて、この南国沖縄の眼を射るような眩しさと、脳を溶かすような暑さに負けぬよう、

何とか前進して参りたいと存じます。

というわけで、このHPも気がつけば3ヶ月近く更新せずに打ちすぎてしまいました。

学生さんの主要な活動の場である「よんどく会」と「琉球探検隊」も、

何とか継続して更新していってもらいたいと願っております。

どうか皆さんのご協力とご援助で、この夏もハリキッテ参りたいと存じます。

（摂氏32度の外気を横目に、クーラーの効いた研究室にて　７／２）

○最近の活動 《書いたもの》

「牛をカミに供える話」（『比較民俗学会報』第２３巻第２号、2002年9月）

「羅布桑却丹著『蒙古風俗禄』（五）」　（『琉球大学教育学部紀要』第6２集、200３年３月）