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Some tips for image post procedure will be shared here.

撮影後の画像処理

説明ぽい写真:


ふだん何気なしに撮った写真は、説明ぽい写真になりやすい。そのため、プロでない限り撮ったままの写真は広告などの商用イメージとして使いにくい。ここではこのような写真を活用するための小技を説明します。


Tip1:

水平・垂直を保つ
カメラを構えるとき、肩に力が入りすぎたり、利き手が上げすぎたりするので、撮った写真が斜めになることがしばしばあります。そのため、特別な意図がない限り、主役となる被写体の水平や垂直を保つことが最初のtipです。被写体には基準となる線があるので、それを真っ直ぐ・平らになるように画像を回転しましょう。


Tip2:

主役を引き立てる
写真を撮るとき、ついつい欲張って何でも一つの画面に入れたがるのは人の常です。その結果、説明ぽい写真になるのです。欲張って撮った写真を見るとき、あれもこれも目の動きが忙しくなるし、画面構成が散漫になります。従って、第2のtipは画面構成を整理します。このとき、主役を引き立てるように画面をトリミングしましょう。この写真の場合、天井の模様が面白いから大きく取り入れられたが、主役のランプの存在が小さくなります。ここでは、余計な天井の部分を切り取りましょう。そして横の構図を縦にします。


Tip3:

色とコントラストを調整する
トリミングした写真の画面構成がかなりまとまりましたが、色とコントラストが弱いため、少しインパクトが弱い印象でしたので、第3のtipはメリハリが効くように色とコントラストを調整しましょう。このケースでは、明度を10%落とし、コントラストを10%上げました。


商用イメージへの応用

仕上げ
できあがった画像を、例えば本のカバーやポストカードに応用してみましょう。