この絵教材の使い方

 この絵教材は、ある場面を表す絵を複数のパーツに分け、シリーズ化して作成しています。でも、誰もがこれらの絵全てを使わなければならないというわけではありません。どのパーツを使うか、シリーズ化して教えるかどうかは、この教材を利用する方が、対象となる子どもの認知能力(絵を見て、どの程度理解できるか)を考えて判断してください。
 使い方としては、ある場面をまるごと一括ダウンロードして使ってください。ダウンロードした後、全て使うなりパーツをピックアップするなりしてください。紙にプリントするか(A4サイズまでなら、画像の線がギザギザになったりしません)、パソコン画面で見るか、どちらかの方法で使ってください。(ご利用方法の詳細はこちらをご覧ください)
 一括ダウンロードしたものをスライドショーにすれば、絵に動きが出て、動画のように見ることができます。また、プリントして「パラパラ絵」のようにすれば、同じような効果を得ることができます。

 この教材は、利用する方が対象となる子どもと対面して、コミュニケーションをとりながら利用することを想定しています。
 基本的な利用方法は、絵を使って言葉を教えるというものですが、他に、文字学習に利用したり、絵を組み合わせて文や物語を作る練習に利用したり、または、(例えばトイレトレーニングなど)ある場面での行動の手順を教えるのに利用することもできると思います。利用する方の創意工夫で、さまざまな利用方法を考案していただければと思います。さらに、利用方法に応じて、適宜加工を加えるなどリソース教材としてもお使いいただければと思います。

 なお、この絵教材は沖縄での生活場面を想定して作ってありますので、他府県の方は、多少違和感を感じるところがあるかも知れません。

<絵教材のpdfについて>
一括ダウンロードすると、pdfがついています。pdfには、絵ごとに場面説明がついています。本絵教材の絵を使って言葉を教える場合は、この説明を参考にした上、対象となる子どもの言語発達状況を考えて、言葉を提示してください。