お知らせ・活動報告

2021年度開始

2021年度がはじまり、研究室にも新メンバー4名が加わりました。

 

2021年04月05日

長野のイモリの交雑帯の論文が公開されました

アカハライモリの長野での北日本系統と中部日本系統の交雑帯の論文が、受理されました。
Tominaga, A., Matsui, M., Matsui, M. 2021. Structure and movement of the hybrid zone between two divergent lineages of the Japanese newt Cynops pyrrhogaster (Amphibia: Urodela) in Central Japan. Journal of Zoological Systematics and Evolutionary Research, in press. (2021年1月31日受理).
20210330 Early view で公開されました。https://doi.org/10.1111/jzs.12467

2021年04月01日

卒業式

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3月23日に卒業式が無事行われました。研究室からは、3名の卒論生が卒業いたしました。

2021年03月23日

ウシガエル食性解析の論文が出版されました

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ポスドクの中村泰之さんと取り組んできた推進費での研究活動の取り組みの一つである沖縄のウシガエルの食性調査の論文が受理されました。Nakamura, Y.,Tominaga, A. 2021. Diet of the American bullfrog Lithobates catesbeianus naturalized on Okinawajima, Ryukyu Archipelago, Japan. Current Herpetology, 40 (1) 40-53. https://doi.org/10.5358/hsj.40.40

2021年03月02日

球陽高校でのDNAの実験に関する実践

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大学生の卒業研究を兼ねて、球陽高校のSSHの活動の一環として、「DNAの抽出、PCR、制限酵素処理による不明肉の同定」という内容の実践を行いました。

2020年12月03日

日本動物学会 第91回大会

日本動物学会 第91回大会がオンラインで開催され、「胃内容物のメタバーコーディング解析による外来種ティラピア類の食性解析」という演題で発表をしました。

2020年09月19日

八重山のカエル2種の記載

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共同研究者(大学院時代の指導教員)と共に、八重山のヒメアマガエルとリュウキュウカジカガエル集団をそれぞれ Microhyla kuramotoi (ヤエヤマヒメアマガエル)、Buergeria choui(ヤエヤマカジカガエル)として新種記載しました。M. kuramotoi は八重山の固有種で、B. chouiは八重山のほか台湾北西部にも分布します。M. kuramotoiは、近縁種に比べ体が大きく、後肢がやや短く、腹面の斑点(模様)が喉から腹部まで広がるなどの特徴があります。B. chouiは、B. japonica(リュウキュウカジカガエル)に比べ頭部が相対的に小さく、前後肢が相対的に短く、下顎の縁の黒い斑点が多いなどの特徴があります。今回の記載の結果、中琉球(奄美諸島・沖縄諸島)と八重山諸島の両生類には共通種はいなくなり、これまでも指摘されてきたこの2地域の動物相の違いがより際立つ結果となりました。両論文ともオープンアクセスにされていますので、以下のリンクからどなたでもダウンロードできます。

2020.9.5.八重山毎日新聞で、成果を取り上げてもらいました。「八重山 カエル2種が新種と判明 独自の形成過程示す ヤエヤマヒメアマガエル ヤエヤマカジカガエル

Matsui, M., Tominaga, A. 2020. A new species of Buergeria from the Southern Ryukyus and Northwestern Taiwan (Amphibia: Rhacophoridae). Current Herpetology, 39 (2): 160-172. https://doi.org/10.5358/hsj.39.160

Matsui, M., Tominaga, A. 2020. Distinct Species Status of a Microhyla from the Yaeyama Group of the Southern Ryukyus, Japan (Amphibia, Anura, Microhylidae). Current Herpetology, 39 (2): 120-136. https://doi.org/10.5358/hsj.39.120

2020年08月30日

コガタブチサンショウウオ種群の3新種の記載

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共同研究者とともに、流水性サンショウウオの一つであるコガタブチサンショウウオの分類学的再検討を行い、Hynobius guttatus マホロバサンショウウオ(A)、H. tsurugiensis ツルギサンショウウオ(B)、H. kuishiensis イヨシマサンショウウオ (C)の3新種を記載しました。DはH. stejnegeri コガタブチサンショウウオ。4種は斑紋のパターンや鋤骨歯列の形状、上顎歯、下顎歯、鋤骨歯の数、体サイズなどに違いが見られます。マホロバサンショウウオは中部・近畿地方、ツルギサンショウウオは徳島県の剣山周辺、イヨシマサンショウウオはその他の四国地方、コガタブチサンショウウオは九州地方にそれぞれ分布します。内容について、朝日新聞で紹介してもらいました。「マホロバ、ツルギ、イヨシマ 日本でサンショウウオ新種

Tominaga, A., Matsui, M., Tanabe, S., Nishikawa, K. 2019. A revision of Hynobius stejnegeri, a lotic breeding salamander from western Japan, with a description of three new species (Amphibia, Caudata, Hynobiidae). Zootaxa, 4651(3), 401-431. DOI:http://dx.doi.org/10.11646/zootaxa.4651.3.1

論文の別刷またはPDFが必要な方はご連絡ください。

2019年08月30日

琉球列島のヒメアマガエルの遺存分布と多様性に関する論文の出版

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琉球列島のヒメアマガエル Microhyla okinavensisの遺存分布と多様性に関する論文が出版されました。八重山のヒメアマガエルは、沖縄本島や宮古島のヒメアマガエルよりも大陸の種に近いという結果を報告しました。

Tominaga, A., Matsui, M., Shimoji, N., Khonsue, W.,Wu, CS, Toda, M., Eto, K., Nishikawa, K., & Ota, H. 2019. Relict distribution of Microhyla (Amphibia: Microhylidae) in the Ryukyu Archipelago: High diversity in East Asia maintained by insularization. Zoologica Scripta, 48 (4), 440-453. DOI:https://doi.org/10.1111/zsc.12361

論文のPDFが必要な方はご連絡ください。

2019年06月20日

向陽高校での特別授業

沖縄県立向陽高校で、1年理数科を対象に「理系研究者を目指し、沖縄の両性爬虫類を知ろう」という演題で特別授業を行いました。琉球列島の両生類、爬虫類の紹介や生物地理の話、大学での研究内容を紹介しました。向陽高校は長年、シリケンイモリの研究活動に取り組んでおり、両生類についていろいろと質問がありました。

2019年02月20日

九州両生爬虫類研究会10周年記念本の出版

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富永も運営委員として関わらせていただいている九州両生爬虫類研究会が、10周年を記念して、本(九州両生爬虫類研究会編. 2019.九州・奄美・沖縄の両生爬虫類 カエルやヘビのことをもっと知ろう. 東海大学出版部,平塚市.ISBN:978-4-486-03740-8)を出版しました。会員が中心となって書いた短いコラムを集めたようなもので、気軽に読めます。これまでにはあまりない形式の面白い本だと思います。私もいくつかのコラムのようなものを書かせていただきました。

2019年02月19日

九州両生爬虫類研究会

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九州両生爬虫類研究会の第10回熊本大会でお話しをさせていただきました。幼少期を過ごした熊本でしたので、大会前にうろうろしてました。写真は昔よく遊びに行っていた上江津湖。冬鳥の中でもオオバンがたくさんいるのが気になりました。昔はこんなにいただろうか。

2019年02月19日

南部のイボイモリ

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沖縄南部のイボイモリの生息状況を学生とともに確認してきました。今年も一応確認できましたが、どの生息地もそんなに良い状況ではなく、存続していけるのか心配です。

2019年02月13日

卒論最終発表会

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卒論の最終発表会があり、研究室からは2名が発表しました。ぎりぎりまで、大変だったと思います。あとは論文提出があります。

2019年02月06日

西日本のサンショウウオ2新種の記載

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京都大学の共同研究者とともに、西日本の代表的な流水性サンショウウオの一つであるブチサンショウウオに実は3つの種が含まれていた事を明らかにし、中国地方の集団をチュウゴクブチサンショウウオHynobius sematonotos、九州北東部の集団をチクシブチサンショウウオHynobius oyamai として新種記載しました。詳しくはここをごらんください。論文の別刷PDFが必要な方はご連絡ください。沖縄タイム誌に成果を紹介していただきました。「「ブチサンショウウオ」は3種/琉大の富永准教授ら発表/中国と九州北東部分布 新種と分類
Tominaga, A., Matsui, M., K. Nishikawa 2019. Two new species of lotic breeding salamanders (Amphibia, Caudata, Hynobiidae) from western Japan. Zootaxa, 4550 (4): 525–544.DOI: http://dx.doi.org/10.11646/zootaxa.4550.4.3

2019年02月01日

卒論研究開始

4月もあっという間に過ぎてしまいました。2018年度の卒論生も卒業研究を本格的に開始させています。4月はサンプルの採集の補助、実験計画の相談、DNAの実験の始動など、結構忙しく過ごしました。5月9日は学科全体の卒業研究の構想発表会です。写真はカエルの研究をする卒論生のサンプリングの写真です。本人の他にも何人かの学生が手伝ってくれました。

2018年05月01日

アカハライモリ交雑帯論文が印刷されました

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アカハライモリの西日本系統と中部日本系統の中国地方にみられる交雑帯の論文が出版されました。交雑帯が少しずつ移動しながら、2系統の分布域が変わりつつあるのではないかというような内容で、個人的には面白い成果が出て、やっと出版できたという安堵感があります。別刷PDFが必要な方はご連絡ください。

Tominaga, A., Matsui, M., Yoshikawa, N., Eto, K., Nishikawa, K. 2018. Genomic displacement and shift of the hybrid zone in the Japanese fire-bellied newt. Journal of Heredity, 109(3) 232-242.

2018年03月29日

謝峰博士来沖

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3月14-17日にかけて、中国のイボイモリなどの保全、生態を研究されている中国科学院成都生物研究所の謝峰(XIE Feng)教授が沖縄の両生類の観察に来られました。初日はイボイモリの生息地、2日目はやんばるを案内し、沖縄の固有種を観察しました。

2018年03月15日

九州両生爬虫類研究会

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3月1日の久米島での自然環境フィールドワークⅢのあと、3月2-4日には国頭村のやんばる学びの森で開催された九州両生爬虫類研究会の沖縄大会に参加し、大会の運営も担当しました。研究室からは4年生の3名が発表してくれました。参加者の方も沖縄北部の豊かな自然と研究発表を楽しんでくれたようでした。写真はエクスカーションで見かけたハナサキガエルの孵化直後の幼生です。大会の様子は研究会のHPでご覧ください。

2018年03月05日

卒論発表会

今日は、理科教育専修・自然環境科学教育コースの4年生の卒論最終発表会でした。1年間、それぞれの研究テーマに熱心に取り組んで、それぞれに面白い結果が得られたのではないかと思います。お疲れ様でした。これで一息です。1週間後の卒論仮提出、2月末の卒論最終提出、3月3日の九州両生爬虫類研究会沖縄大会での発表にむけて、ぜひ楽しみながら、最後のまとめに取り組んでもらえたらと思います。

2018年02月07日

イボイモリ標識調査

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今週も、学生2名の協力のもとイボイモリの標識再捕獲調査に行きました。久しぶり(1か月ぶり)にいくらかのイボイモリを確認でき、再捕獲個体も確認できました。またいくつかの興味深い行動も観察できました。写真は、地面に向かって、なにかを見つめ続けているイボイモリの亜成体です。しばらくこの格好で静止していました。餌動物でもいたのかな。面白い調査でしたが、長時間になってしまい、結構疲れました。

2018年01月18日

新年最初のイボ調査

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明けましておめでとうございます。昨夜は、新年最初のイボイモリ調査に行ってきました。結局、見つかりませんでした。調査地にはヒメアマの幼生がまだいます。変態に至るのか観察を続けたいと思います。

2018年01月05日