資料 第1次調査団の報告 1997年5月15日

沖縄米軍海上基地学術調査団 報告 


はじめに 

 沖縄米軍海上基地学術調査団(団長 木原正雄(日本科学者会議代表幹事、経済学)、事務局長 河井智康(日本科学者会議常任幹事、水産学)、団員計14名)は、1997年5月12日より14日まで、米海兵隊海上基地予定地周辺において下記の日程で学術調査を行った。

12日 調査打ち合わせ(那覇)、文献調査
13日 @ 海上調査 水質、プランクトン、海流、サンゴ礁観察など
   A 漁港テントで「いのちを守る会」会員、辺野古区長などから聞き取り調査
14日 B 森林の林況観察
   C マングローブ実態調査 樹種、病害、土質、地形、動物相など観察
     D 農地視察 栽培種、台風時の潮害実態など聞き取り
     E 調査結果取りまとめ

                           調査結果
I. 辺野古地域の生活環境の基本的な変質が不可避である
II. 海上ヘリポートの建造物としての安全性についても大きな不安がある
III. 自然の美しい海とその生産力を阻害する
IV. 平和で豊かな漁業にとっても危険と生産低下が予想される
V. 陸上環境への影響も懸念される
VI. ヘリポート建設は地域経済にとってプラスにならない
VII. まとめ

次頁

前頁

調査団報告目次

ホーム